soil床は水草を植えたり、バクテリア住家になったりするのでベアタンク飼育以外は利用していると思います。

特にソイルは弱酸性の水を簡単に作ることが出来ますし、低床の掃除は不要なので初めて水草や熱帯魚を飼う方のハードルを下げた事は事実だと思います。
また、水草の成長に必要な成分が入っている物もあります。
(但し、弱酸性より中性の方か合っている水草の場合は使用を控えたほうか良いと思います)

ソイルは土を焼き固めているので、長期間使っていると崩れてドロドロになります。
こうなるとソイルの利点が働かないので必ず「リセット」が必要になります。

飼育数などにもよりますが、一般的に半年~1年でリセットが必要と言われています。
この「リセット」が大変なんですよね。
水草を植える場合は5cmくらいソイルを敷くので尚更大変です。
また、リセット直後の水槽に魚を入れるのもちょっと勇気が要りますよね。

 

 

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では大磯砂はどうかと言うと、とにかく安いです。
また半永久的に使えますし、粒の重みがソイルより有るので水草が植えやすいのも利点だと思います。

そして、以外とポイントなのが底床内の通水がよくなる事です。
「風通しの良い家」ならぬ「水通しの良い水槽」ってとこでしょうか。

勿論、欠点もあります。
貝などが混入している場合が有り、そのまま使うと水質がアルカリ性になってしまいます。
使う前に酸処理が必要と言われていますが、酸処理済みの大磯砂もネットで探せば入手可能と思います。

また、ソイルと違って水を弱酸性にしたり維持する事は出来ません。
ただ、水槽内の水は飼育しているうちに徐々に酸性に傾いていくのが普通です。
急激に酸性に傾かない様に貝などの欠片をわざとほんの少し入れておくと言う方法もあるので貝が混入していることが必ず短所になるとは限りません。

長々書いてしまいましたが、飼育する魚や水草が弱酸性に対応しているなら、後はお好みで選んで問題ないと思います。

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