病と塩浴について①

お客様からお問い合わせが多い、塩浴について少々簡単にご説明致します(>_<)

飼育水の中には様々な常在菌が存在します。

病の症状から原因は大きく分けて、虫か菌のどちらかです。

・泳ぎ方がおかしい

・エサも食べずに元気がない

・ヒレがたたんでいたり形が崩れている

・見た目で明らかにおかしな症状がある・・・など

初期症状でまず対処するのが塩浴です。

塩浴についてよく勘違いされている方が多いですが、塩浴＝病を治すわけではありません。

もちろん、きちんとした濃度での塩浴は菌や虫にダメージを与えることはできますが、

1番の塩浴の効果は魚の体力を温存させることができるという事です。

皆さんも風邪をひく時などは免疫が下がっていて疲れていたりしますよね。

魚も環境の変化、何らかのストレスや水質の悪化、気温の変化などで病を発症します。

魚の体と同じほどの塩分濃度で管理することにより浸透圧を調整でき、体力を温存させ自然治癒力が上がり初期症状を改善することができるのです。

これが塩浴の1番の効果です。